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アカシウス寄宿舎学園 学園案内



アカシウス寄宿舎学園 背景

皇都エルアカシアから馬車で1日の距離にある学術盛んな学園都市リーフェンベルクにある民衆憧れの皇女・マイスター養成のための寄宿舎学校。厳格な礼節教育で有名であり、花嫁候補探求のためか皇族・王族の来校も多い。

アカシウス寄宿舎学園 歴史

 世界を二分する大陸の一つ、カリメール大陸の北西に位置するアカシウス皇国。
多くの国民に愛される女皇の治世のもと、白魔術都市ブラングラードをはじめとする多くの忠誠国を従えるアカシウス皇国にも、一つの悩みがあった。

それは皇帝の譲位。

 アカシウス皇国は女皇が治める皇国であるが、皇帝の後継者は第一皇子のお妃が就くという慣習がある。
つまりは皇子と結婚する女性は、皇族への仲間入りと同時に、皇帝への皇位継承権も同時に得る事となり、皇族内での皇子の結婚相手の承認は困難を極める。むろんその後の治世にも影響する事から、皇子には信頼できる結婚相手を選んで欲しいというのは皇族のみならず国民みんなの願いでもある。

 優秀な皇子の結婚相手、つまりは次代の優秀な皇帝を育てる必要がある…
初代皇帝であるエリザベート・シュバンヌ・フォン・アカシウスが、アカシウス寄宿舎学園を建校したのは、そのような想いからであったとされている。

 建校者の想いによるものか、厳格な礼節教育からか、アカシウス寄宿舎学園は過去二人の皇帝を輩出する事に成功しており、現皇帝であるマリー・シュバンヌ・フォン・アカシウスと彼女の夫であるジーク・シュバンス・フォン・ローエングリンのなれそめも、この学園でのカフェテリア(面会所)での出会いとされている。

 次代の皇帝に求められる知性と、第一皇子にみそめられるほどの美貌、その二つを兼ね備えた学生には、当然のように周辺諸国の皇子からの求愛も多く、卒業生の多くは国王や貴族のお妃になっている者が多い。
女皇・お妃の輩出校のイメージが強いアカシウス寄宿舎学園であるが、才女の多さからか、自らギルドを興し、ギルド長=マイスターと なっている卒業生が多くいる事も、民衆からの憧れの念に一役かっている。

 そのような学園であるがゆえ、大衆からは尊敬と憧れの念を抱かれ、入学には各都市の代表者の推薦状と、冠を有するほどの卓越たる技量と美貌を持っている事が条件となっているにも関わらず、毎年、入学志願者は募集人員の1000倍を超える。

 現在、結婚適齢期にある現第一皇子ランスロット・シュバンス・フォン・ローエングリンが、お忍びにも関わらず、アカシウス寄宿舎学園にたびたび訪れているのを目撃さえており、巷では、どの学生が次の皇帝候補なのかの噂がつきない。

 

アカシウス寄宿舎学園 進級

 各学位の呼び名

  クォーツ(quartz):下級生(新入生)。制服のリボンの色は水色。

   ベリル(Beryl):上級生。制服のリボンの色はピンク。

  コランダム(corundum):最上級生。制服のリボンの色は朱。

 

 進級過程

 入学するのも大変なアカシウス寄宿舎学園だが、実は卒業する事、いやそれ以前に進級する事も大変な努力が必要な学校である。

 新入生は、クオーツ(Quartz)と呼ばれ、基本的には1年間、基礎学力と礼節教育を受ける事となる。しかしながらごくまれにであるが、半期の昇級試験の場で著しい実績を上げ、1年後の進級試験を待たずして上級生のベリル(Beryl)に昇格される者も存在する。

 クォーツからベリルへの進級試験は誰でも受かるものではなく、普通は半数の者しか進級できない。進級できない者はさらに一年間クォーツとして学ぶ事となる。

 ベリルのさらに上の最上級生はコランダム(Corundum)と呼ばれ、学園生徒の憧れの的である。ベリルからコランダムへの進級は教師陣の推薦による成される、というよりも自分が進むべき道の師に認められた者のみがコランダムとなり、その道を磨いていく。錬金術の師につくコランダムもいれば、帝王学の師につくコランダムもいるといった具合である。

 コランダムとなった者は、多くの新入生クォーツからお部屋係になりたいとの申し出を受ける。いつから始まったのか、この学園には、コランダムがお部屋係のクォーツを数名選び、部屋の掃除などをしてもらう代わりに、家庭教師的にクォーツの勉学を見てあげるといった慣習がある。

 このように、アカシウス寄宿舎学園の進級は、年次毎の自動進級で無い為、早い者は2年で卒業してゆくが、中には卒業までに5−6年を要する人間もいる。

 ちなみにであるが、アカシウス皇国で第一皇子との結婚が許されているのはコランダム以上であり、それ以下の学年では皇族からの承認が下りない。現皇帝マリーも、クォーツの時に当時の第一皇子ジークと出合い、ジーク皇子に励まされながらコランダムまで進級したというエピソードも残っている。


 

アカシウス寄宿舎学園 学園生活

  礼節教育の厳しさ、そして全寮制の学園であるがゆえ、コランダム(最上級生)の学生以外には、基本的には生徒の外出は禁止されている。 よってコランダム以外の学生は、基本的には、学園内のカフェテリア(面会所)以外では、たとえ肉親であっても外部の人間との面会は出来ない。
  しかしながら外出が禁止されている下級生も、論文作成のお手伝いという名目で、コランダムに同行しての外出は許可されており、お部屋係をしているお姉さまと一緒に学園を抜け出す事はあるようである。
無論、お姉さま次第という事にはなるが…。

アカシウス寄宿舎学園とリーフェンベルク大学の交流

 アカシウス皇国初代皇帝エリザベートにより建校され、皇室により運営されているアカシウス寄宿舎学園であるが、元来、礼節教育に重きをおいた学園である為、錬金術や魔法学などについては常任の講師がいるわけではない。また学問によっては、一部のコランダムの生徒だけが受講する学科もあり、講師の常任化には頭を悩ませていた。

 学べる学問の自由度を増やす事と講師陣の不足というジレンマに悩んでいた学園に対し、現皇帝のマリーは、リーフェンベルク大学と、講師及び授業を共有するという方法を思いつき両校に話を通し実現に至った。

 こうして今では、アカシウス寄宿舎学園の生徒は、科目によってではあるがリーフェンベルク大学まで足を運び学んでいる。無論、規律を乱す行動は厳に慎むべきであるとの事からか、リーフェンベルク大学までへ向かう通りにおいては生徒達はまるで機会人形のように背筋を伸ばしさっそうと歩いている。しかしながら通りの姿とは違い、授業の中ではリーフェンベルク大学の学生とも和やかな雰囲気の中で楽しく交流をしているようだ。同じ授業であってもリーフェンベルク大学の生徒の方が年上で、その学問では先輩にあたる事から、謙虚に学ぶアカシウス寄宿舎学園生徒の姿が可愛がられている要因なのかもしれない。

 この交流において門戸を開いたのはリーフェンベルク大学のみならず、アカシウス寄宿舎学園側もリーフェンベルク大学の学生を受け入れる事をカフェテリア(面会所)においてのみ了承している。そしてお互いの学生達もカフェテリアでの交流を楽しんでいるようである。

アカシウス寄宿舎学園 校歌


幸せを分かち合い
皆手を取り合って
同じ園で学びし仲間
リーフェンベルクで出会う喜び

ああアカシウス
美しく学び合う
誇り高きアカシアの花


笑顔を交わし合い
優しさ忘れずに
同じ園に集う仲間
リーフェンベルクで感じる喜び

ああアカシウス
楽しく集い合う
恵み深きアカシアの花


   アカシウスボーディングスクール校歌



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